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ミルボン、2018年12月期2Qの売上高は168億円

業務用ヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボン(大阪府大阪市)は25日、2018年12月期第2四半期の売上高が168憶200万円、当期純利益が21億3700万円となったと発表した。「プレミアムブランドの『オージュア』がバージョンアップしたこと」(常務取締役の村井正浩氏)などが好業績をけん引した。

部門別の売上高を見ると、ヘアケア用剤部門は前年同期比15.1%増の99億9500万円となった。特に『オージュア』は5月のスカルプケアシリーズでフルラインのバージョンアップが完了。このバージョンアップ効果により、取引サロンへの活動が活性化するとともに、課題のあったスカルプ提案も強化され、売上が⼤きく伸⻑した。ブランド別の業績を見ると、『オージュア』の販売高は同25.5%増の28億8600万円、『milbon』は同59.5%増の9億4800万円。

染毛剤部門の売上高は前年同期比7.8%増の58億8600万円となった。昨年2月に販売した『オルディーブ アディクシー』に、⻩味さえもかき消し、アディクシーならではの欧米風カラーの提案幅を広げる新⾊を追加。この追加⾊はアディクシー使用サロンに順調に導入され、既存⾊のリピート率も上がった。また、オーガニックブランドの『ヴィラロドラ カラー』も好調で、販売高は前年同期比17.5%増の3億7100万円となった。

一方、海外子会社の売上高の状況を見ると、米国のミルボンUSAが前年同期比7.3%増の282万1000米ドル(約3憶1000万円)、中国のミルボン上海が同34.7%増の4135万1000元(約6憶7000万円)、韓国のミルボンコリアが同0.8%減の98億2700万ウォン(約9億7000万円)、タイのミルボンタイランドが同13.6%減の1616万4000バーツ(約5300万円)となった。

2018年12月期通期の業績見通しについては、前回予想の売上高340億円から347億円に、当期純利益は同39億9000万円から 42億4000万円に上方修正した。

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