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米40歳代の女性の8割近くが手の若返りを希望

アメリカで手の若返りへの関心が高まっているようだ。ネスレスキンヘルス社(テキサス州)が7月25日、リリースした調査結果によると、40歳以上のアメリカ人女性の78%が手の見た目を変えることを希望しているという。その内、6割近くは手のスキンコンディションを改善するために非外科的治療を受診することに関心を示した。

同社は、米調査会社 Wakefield Research に委託して、2月26日〜3月5日の期間、35歳以上のアメリカ人女性1000人を対象にオンラインで手の見た目に関する意識調査を実施した。今回の報告は40歳以上の女性の間で収集されたデータ分析に基づく。

手の若返りを望んでいる女性が多く存在する中、過半数(54%)は、自分の手の老化の徴候を防ぐために何らかの処置をとることが可能とは考えていないことも明らかになった。主要な調査結果は次の通り。

【アメリカ人女性の手への関心調査】
▪調査対象者の85%は加齢に伴い手の老化兆候を感じていると回答

▪調査対象者の約3分の2(65%)が自分の手は実年齢よりも老化しているように見えると回答

▪調査対象者のほぼ3人に5人(56%)は、他人の年齢を手から判断してより高齢に間違えたことがあると回答

▪調査対象者の5割がソーシャルメディアに投稿する際、手の外観を改善するためにフィルターやフォトエディタを使用するかもと回答

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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