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ウェアラブル医療機器の市場成長率13.6%予測

医療データを記録するために使われるウェアラブル機器は今後増加するという予測を書いた記事が4月14日、「Medical Economics」オンラインに掲載された。

リサーチ会社Research and Marketsの2016-2030年医療分野における250のウェアラブル機器レポートによれば、現在、機器の多くは運動/フィットネスの記録用途が多いが、各メーカーは心電図、血圧測定値、血糖値などのデータ生成をする、より高度なウェアラブルに焦点を当てているという。今後15年の市場成長率は13.6%と予測された。

医師はすでにウェアラブル機器の開発と普及からの影響を感じているという。米国の医療情報管理システム協会(HIMSS)によって設立された非営利団体Personal Connected Health AllianceのシニアマネージャーJohn Sharp氏は「アクティビティトラッカー、デジタルグルコースモニター、デジタル喘息吸入器などのデバイスによって生成された健康関連データを使える人、時には使いたがる人が増加している」と述べている。ウェアラブル機器は、特に糖尿病や高血圧などの慢性疾患をコントロールしようとする患者と担当医師にとって、医療成果を向上させるのに役立つと期待されている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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