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1コインでヘアカットはいかが? カットモデル探し専用アプリ誕生

株式会社ヘアモ(東京都豊島区)は8月5日、カットモデルを探している美容師アシスタントと低価格で気軽にヘアカットを楽しみたいユーザーをマッチングするサービス「hairmo(ヘアモ)」をiPhoneアプリで立ち上げた。カットモデル探しで苦労しているアシスタントの支援につながるこのサービス。開始後1週間で1,000人以上のカットモデルと美容師アシスタントが登録するなど好調な滑り出しをみせている。

ヘアモ

「hairmo」を運営している株式会社ヘアモは株式会社セイファートとF.F.B.株式会社のジョイントベンチャー。アプリ開発で実績と技術力のあるF.F.B.株式会社と全国に10,000美容室(90,000美容師)とつながりを持つ株式会社セイファートがタッグを組んで実現した。

「hairmo」では美容師(またはカットモデル)探しから始まり、予約の申し込み、振込みまで全てアプリ内で完結できる。一目で空き時間が分かるスケジュール機能などアプリならではの使いやすさにもこだわったつくりになっている。

「hairmo」の登録や利用は全て無料。カット予約が成立した段階で500円かかる。美容師アシスタント、または新米美容師がカットするというだけで、他サービスは通常と同じ。カウンセリングからはじまり、洗髪、カット、スタイリングまで全てフルコースで対応してもらえる。カラーやパーマを研修中のアシスタントもいるので、材料費(1,000円~2,000円程度)を支払えばリーズナブルに利用できる。

同社によると、アシスタントが一人前の美容師になるには、一般的な美容室で100人~300人の実地(対人)カット練習が必要。アシスタントは仕事前、仕事後、休日を問わず時間があれば街でカットモデルを探す「モデハン」を行っているが、1日声をかけ続けて1人も見つからない日もあるそう。モデハンの出来不出来は自身のキャリアパスに直結しているため、モデハンが上手くいかずに美容師を諦める人も少なくないという。

同サービスは現在、iPhoneで1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)で展開している。今年10月にAndroidでサービス開始し、今年12月末には全国展開を予定している。

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