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コティ、米食品マースの元副社長を事業再生担当オフィサーに任命

米化粧品大手のコティは、11日、米大手食品会社マースで副社長を務めていた パスカル・バルトゥッセン氏を経営再生のために進めている「ターンアラウンド」計画のグローバル最高調達責任者(Chief Procurement Officer)およびコティの執行委員会のメンバーに任命すると発表した。バルトゥッセン氏 は、2020年1月1日より、調達チームを率いてコスト削減を担当し、よりスマートな投資と利益の拡大を推進する予定。

バルトゥッセン氏は、過去9年間、マースで調達およびサステナビリティのグローバル副社長として経験を積んだ。グローバル市場のすべての直接および間接調達を担当し、毎年大幅なコスト削減を実現したことが評価されたようだ。

コティは、2015年にプロクター・アンド・ギャンブル (P&G)から化粧品・香水ブランド事業を買収したが、ブランドの統合が難航するなどで業績が悪化し経営再生のためのターンアラウンド計画を強化している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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