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米玩具カンパニー、新型コロナウイルス感染防止対策のため製造ラインを手の消毒剤製にシフト

アメリカで変形する粘土の玩具製造会社シンキングパティ(ペンシルバニア州)は、25日、新型コロナウイルス(コビット19)のパンデミックによる消費財不足を支援するため、州内のコミュニティに必要とされる消毒剤に製造ラインをシフトしたと発表した。まずは、自治体の医療施設、公共事業を優先的な対象として手の消毒剤を製造して無料配布する。

同社は政府の承認を得て、72時間で製造ラインを手の消毒剤生産に切り替えることに成功した。最初に製造した手の消毒剤100ガロンは既に地元の対象者に寄付した。

同社は一日の生産量を1500ガロンのまで増産する能力があるという。今後は、地域の公共施設のほか、 商業組織での販売も検討していく。アメリカ本土がコビット19のエピセンターとして感染者数が急増する中、地域レベルでの防止対策が強化されていくようだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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