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米エッジウェル、男性グルーミングCREMOを2億3500万ドルで買収

米エッジウェル・パーソナルケア・カンパニーは、4日、男性グルーミングブランドCREMOを買収することで正式に合意したと発表した。買収額は現金で2億3500万ドル。急成長する男性用グルーミング事業は同社の戦略的焦点であり、これまでに、高級男性グルーミングのジャックブラック、大衆ブランドのブルドッグなどのブランドを買収してきた。今回の取引は、2021年度の第1四半期末までに完了する予定。

CREMOは、男性用グルーミングで最も急成長しているマステージブランドの1つで、ひげ、ひげそり用機器、スキンケア、ヘアケア製品の完全なラインナップを提供している。Eコマースを中心にビジネス展開してきたが、最近ではアメリカの大手ドラッグチェーン店などでの販売チャネルを拡大し売上を急速に伸ばしている。マステージブランドは収益性が高く、男性分野でも製品開発が活発化している。エッジウェルは、CREMOというマステージブランドを獲得して男性グルーミング事業のポートフォリオを補完する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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