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米女性はパンデミックでより多くフェイシャルスキンケア製品を使用

グローバル情報会社NPDは、10日、1年前と比較して米国の女性がより多くのフェイシャルスキンケア製品を使用しているという調査結果を発表した。パンデミック後のライフスタイルの変化により、スキンケアルーチンが前向きに変化していることを示唆した。

2020年下半期の消費者調査では、フェイシャルスキンケアユーザーの40%近くが、以前より多くのスキンケア製品を使用していると報告した。クレンザーやモイスチャライザーなどのベーシックケア製品とエクスフォリエーター/スクラブ、マスクなどのトリートメント製品の利用率が昨年から最も大きな増加がみられるとう。

新型コロナウイルス感染症の拡大が原因で22%の女性がスキンケアルーチンを変更させたことが明らかになった。ほとんどがパンデミック前よりも頻繁に顔を洗ったり保湿したりしている。 33%の女性は、スキンケアルーチンにより多くの製品を使うように変更しており、より多くの製品を使うようになった女性の大半はパンデミック終息後も新しいルーチンを継承する意向を示している。

スキンケアは、美容業界全体で年初来の売上高は緩やかな落ち込みを見せたが、最も回復力のある美容カテゴリーの一つになっていると同社美容業界アドバイザーの Larissa Jensen 氏は述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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