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就寝前スマホでSNS、睡眠や感情的健康に害なし

就寝前のソーシャルメディア使用は健康な若年成人の睡眠と感情的健康に有害ではないことが示された論文が9月14日、「Journal of Child Psychology and Psychiatry」オンラインに掲載された。

大学生101人を対象に、睡眠前にスマホのSNSアプリを使用することによる睡眠時間および睡眠満足度、一時的な感情的健康への影響を調査した。影響の評価は14日間連続した質問票への回答で行い、総睡眠時間および睡眠効率の客観的評価は手首に装着したアクティグラフで行った。

その結果、就寝前のソーシャルメディア使用増加と睡眠不足には関連がみられなかった。主観的な睡眠満足度を除く、その他の睡眠変数(主観的睡眠時間、客観的総睡眠時間、および客観的睡眠効率)は、翌日の肯定的および否定的感情を予測しなかった。研究者らは「しかし、就寝前のソーシャルメディア使用は、敏感な人では睡眠に害を及ぼす可能性がある」と述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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