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カナダ人の過半数がコロナ渦、美容製品をメンタルヘルスに活用

コロナ渦、カナダの消費者はメンタルヘルスを優先しており、自己管理する方法の一つに美容/グルーミング製品を使用しているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルが4日に発表したコビット−19トラッカーデータによると、カナダ人の4割がパンデミックでストレスが増加したため精神的健康をより求めていることが明らかになった。今年3月の消費者調査では、カナダ人の54%が、美容/グルーミング製品を使用することで気分が良くなると回答している。

ミンテルの調査によると、カナダの消費者の29%はクリーン美容製品を購入することを好み、34%は環境に優しい美容/グルーミング製品には投資を惜しまないと回答している。同様に34%は、環境保全に対応しているブランド/小売業者から製品を購入したいと主張している。

男性の美容/グルーミング製品への需要も高まっているようで、46%のカナダ人は男性が日常的にグルーミング製品を取り入れることは重要であると思っている結果がでた。特に若い男性の間で利用が増加しているようだ。18〜34歳の男性の36%が、過去1年間にフェイシャルスキンケア製品を購入したことがあるのに対し、55歳以上の男性は16%の購入経験だった。18〜34歳の27%がフレグランス(香水、ボディスプレーなど)を購入したのに対し、55歳以上の15%はフレグランスを購入していた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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