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カナダでパンデミック後も手洗いの重要性を尊重する意見増

独日用品・化学製品大手ヘンケル傘下のパーソナルブランドであるDial(ダイアル)は、17日、コビット−19がカナダ人の手洗いおよび衛生慣行に与えた影響について調査した3度目の結果を発表した。この結果、カナダ人の間で手洗いの重要性がより増加していることが明らかになった。

ダイヤルはカナダのマーケティング調査会社Legerに委託して、 2021年3月に18歳以上の英語とフランス語を話すカナダ人1512人を対象にアンケート調査を実施した。

コビット-19のパンデミックが続くかどうかにかかわらず、優先する衛生的習慣を調査した結果、調査参加者のほぼ半数(49%)は、将来採用する重要な習慣としてより頻繁な手洗いを選択した。マスク着用(26%)と社会的距離(19%)の順で続いた。

成人の回答者のほぼ3分の2(65%)は、2020年3月のカナダでのパンデミックの開始と比較して、より頻繁に手を洗うと回答しており、子供の回答者の60%がより頻繁に手を洗うと回答した。食事の前に手を洗う習慣についての設問では、回答者の36%が、食事をする前に「時々」手を洗うと今回の調査で答えた。2020年5月に行った同様の調査結果からわずかに(33%から)増加している。

調査参加者の3分の2(66%)は、パンデミック時に頻繁に手洗いを行ったために、手が乾燥/損傷した経験があると回答しており、半数弱(43%)は肌にやさしい処方のハンドソープを積極的に買い求めたいと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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