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歯に装着する肥満者用ギプス?

歯の上下に装着して口を2mmしか開けなくする減量装置を開発したことが6月28日、University of Otagoからニュースリリースされた。研究の詳細は「British Dental Journal」に掲載された。

減量装置は独自に製造したロッキングボルトによる磁気デバイスで、着用者は約2mmしか口を開けることができず、食事が流動食に制限されるが、呼吸および発話は問題なく、自由であるという。ダニーデンを拠点とした試験の参加者は、2週間で平均6.36kgの減量に成功し、このデバイスの使用を続ける意欲を示した。

同大学健康科学副学長のPaul Brunton教授は、このデバイスは肥満と闘う人々にとって効果的で安全で手頃なツールになるだろうと述べている。また、非侵襲的、可逆的、経済的で、外科的処置に代わる魅力的な方法であるとも述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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