世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

手の若返りへの外科的処置を評価

手の老化に対する外科的若返り処置を評価した論文が8月11日、「Aesthetic plastic surgery」オンラインに掲載された。

手の外科的介入は、主に背側の萎縮を軽減するために実施され、近年ますます人気のある美容処置である。今回の研究では、インターネット検索で手の萎縮と老化のための外科的美容処置に関連した31件の文献を特定し、システマティックレビューを実施。外科的手の若返りの技術、結果、および合併症を体系的に評価した。

その結果、51.6%が過去5年以内に実施されたもので、35.5%が前向き症例シリーズだった。患者の平均年齢は56歳、平均サンプルサイズは47人だった。より多く実施された介入はRadiesse(32.2%)と脂肪移植(32.2%)だった。浮腫や痛みなどの軽度の合併症が一時的に観察されたが、重篤な合併症は見られなかった。注射技術はさまざまだったが、近位から遠位への扇形に注入する技術とカニューレの使用は、合併症のリスクが低いことに関連していた。Radiesseと脂肪移植の両方とも長期にわたる審美的結果をもたらした。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP