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酒造会社の福光屋 石川県立大学大学と酒粕抽出の化粧品原料を共同研究

北國新聞デジタル版は8月9日、金沢市の酒造会社である株式会社福光屋(石川県金沢市/代表取締役社長:福光松太郎)と石川県立大学が共同で、同社の酒かすから抽出した美容成分「セラミド」を用いた化粧品原料の開発を進めていると報道した。

同記事によると、福光屋は2017年、酒かすに人間の肌が持つセラミドと同じ成分のヒト型セラミドNP、APが豊富に含まれていることを突き止め、翌18年には高濃度抽出に成功した。

福光屋のオンラインショップ

NP、APはほかのセラミドに比べ、保湿力やバリアー効果が優れており、2021年7月から市の新製品開発助成を受け、化粧品原料の開発に乗りだしたという。

開発は食品免疫学を専門とする県立大食品科学科の西本壮吾准教授と進め、化粧用ローションなどへ活用を視野に美容機能の向上を目指す。

同報道によると、西本准教授は「肌のセラミド生成機能を促進させる効果もあるかもしれない」とこの原料に期待を寄せている。

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