世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

TikTokが2027年までにMeta,YouTubuの動画広告収益の合計を上回ると予測

英リサーチ会社Omdiaは、11月18日、最新の調査結果として、オンラインビデオ広告は2027年には3310億ドル以上を生み出し、TikTokの1社だけでその収益の37%を占めるという予測を発表した。TikTokは非常に早くクリティカルマスに達し、広告主が求める若い年齢層の消費者市場で人気を博しており、2027年までに広告収益がMetaとYouTubeの動画広告収益の合計を上回るまで成長すると予測されている。

Omdiaのメディア・エンターテインメントプラクティスグループのシニアディレクターのMaria Rua Aguete氏は、「米国では、TikTokが他のソーシャルメディアプラットフォームを抜いて、最も人気のある動画視聴の場となっている。当社のソーシャルメディア視聴時間の追跡によると、2022年に消費者はTikTokに30分以上を費やしていた。先月の当社の調査では、TikTokはNetflixを追い越して米国で2番目に人気のあるアプリとなり、YouTubeはかろうじて35歳未満の視聴でのみトップを維持した」と述べている。

世界各地に続き、TikTokは中国でもeコマースと統合して大きな成功を収めている。このプラットフォームは地域のeコマースプレーヤーとのパートナーシップを構築することで、APACの他の地域でも再現を試みており、この動きは今後も続くと予想している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP