世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

アメリカでインフレに伴い塩辛いスナックの摂取が増加

アメリカでは、物価上昇で予算が圧迫されているにもかかわらず塩味のあるスナック市場は成長しているようだ。グローバル調査会社ミンテルが、このほどリリースした調査によると米消費者の4分の1以上(27%) が、昨年に比べて塩気のあるスナックの消費量が増加したと報告した。ミレニアル世代(47%)、時々在宅勤務をしている人々(42%)の消費者が、すべての塩辛いスナック類で消費量が増加したと回答。

塩味のあるスナックの中で、チーズ風味のスナック (+6%)、電子レンジで調理できるポップコーン (+7%)、コーン スナック (+8%) などが最も成長がみられた。野菜、豆、古代の穀物から作られたチップス/パフ (+7%) の消費量も増加した。

同社の調査から、塩辛いスナックは消費者のより具体的な感情的ニーズを満たすことが明らかにされた。3分の2以上(67%)がリラックスするため/欲求を満たすためにスナック食べると回答しており、動機として空腹を満たすため(58%)を上回った。若い世代にとって、感情的な魅力はさらにはっきりしており、ミレニアル世代の5人に2人(39%) が、退屈を和らげるためにスナックを食べると回答している。これは、2018年の調査結果から10%近く増加している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP