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ドライアイ薬2種の患者の好みを調査

ドライアイ薬のシクロスポリンとリフィテグラストを比較した研究結果が2月27日、「Cornea」オンラインに掲載された。

今回の研究は、64人のドライアイ病患者(平均年齢66.73歳、男性82.8%、白人71.9%、ヒスパニック系29.7%)におけるシクロスポリンA(CsA)0.05%とリフィテグラスト5%の主観的反応をレトロスペクティブレビューで比較することを目的とした。患者はすべて両薬剤の使用経験を持っていた。主要評価の治療の好みはやや好み、とても好み、耐えられないの3つの回答で判断した。

その結果、33人がリフィテグラストを好み(やや好み12.5%、とても好み39.1%)、14人がリフィテグラストを好み(やや好み3.1%、とても好み18.8%)、12人が好みはないと回答した。また、5人が副作用のためどちらの薬剤も耐えられなかった。人口統計学的特徴、併存疾患および眼表面所見などの臨床的要因は、薬剤の好みと相関が見られなかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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