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ドライアイには抗生物質が効くらしい

ドライアイの大きな原因と言われているのが、マイボーム腺機能不全(MGD)。一説には、ドライアイ患者の80%がMGDとも言われている。マイボーム腺とはまぶたのふちにあり脂を出す腺。そこから出される油脂が涙の表面に留まることで、涙の蒸発を防いだり、涙が眼の表面にまんべんなく広がる手助けをしている。MGDに対する確立した治療法はまだなく、現在各国で、治療法を模索している。

今回の研究では、一般的に使用されている抗菌薬(抗生物質)のアジスロマイシンが、人間のマイボーム腺の上皮細胞を刺激することを発見した。アジスロマイシンは日本でも広く使われている薬剤で、のどの腫れ、鼻の炎症などの風邪の症状、また歯周炎などに対して病院で処方されている。今回の研究では、臨床的有効性はまだ評価されていないが、PCやスマートホンの普及につれて増加しているドライアイ患者へは朗報だ。

この調査結果は、「JAMA Ophthalmology」オンライン版に19日、掲載された。

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