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米フランチャイズヘアサロン「MY SALON Suite」は全米へビジネス展開

アメリカでフランチャイズのヘアサロンを展開している「MY SALON Suite
」(マイ・サロン・スイート)は2014年の年内にフロリダ州でのプレゼンスを拡大するために新しく7店舗の高級美容施設をオープンする予定と20日発表した。

マイ・サロン・スイートは2010年創業の新しいコンセプトのフランチャイズビジネス。従来のヘアサロンとは異なり、ヘアサロンのスペース、ハイエンドのサロン機器、アメニティおよび管理サービスをフランチャイズ方式で提供するビジネスモデルになる。美容師がフランチャイズ所有者として独立して美容室を開業するのを支援するサービスとも考えられる。

フランチャイズ所有者は一律の契約料を支払うと、ヘアサロンの営業時間、サービス内容、サービス料金の設定などは各自、自由に決定することができる。マイ・サロン・スイートの施設には10~20のスイート(部屋)が集合しているので、フランチャイズ所有者は独自の技術と顧客サービスを全面にアピールすることで差別化していくらしい。

同社最高経営責任者(CEO)のケン・マカリスター氏は、「サロンの専門家に次世代のビジネスモデルを提供することで自分の美容サロンビジネスを所有してもらい、我々も共に躍動する業界の最前線にあり続けたい」と述べている。同社は、ルイジアナ州、フロリダ州で3施設を開業した後、2012年よりフランチャイズをスタートさせた。現在は、テキサス州、コネチカット州、ミシガン州で多店舗展開しており、さらにフロリダ州でのビジネスを加速させる戦略だ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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