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’14春Fashion Weekから最新ビューティトレンド~英ミンテル分析

2014年2月、3月にニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリで開催されたファッションウィークからビューティアイテムに関連するトレンドを、英市場調査会社のミンテルはメイクアップアーティスト Jeyanney氏と共同で洞察し、このほど、ブログで発表した。ハイファッションのメインストリームで BBクリームまたはCCクリームが適用されたり、まつげにアクセントを付けるメイクアップの手法などが際立っていたという。ブログで紹介された3つのトレンドは次の通り。

素肌重視の美しさ
“ノーメイクアップ”をキーポイントにした自然の美しさを追求するメイクが D&G、マイケルコース、アレキサンダーワンなどのランウェイでは特徴になっていた。BBクリームやCCクリームを活用させてフローレスな肌を作り出し、輝きをほとんど与えず、頬にすこしチークを付けてほのかな暖かさを演出させていた。

ダブルデッカーまつげ
60年代を彷彿させるまつ毛をジャン·ピエール·ブラガンサ、ロシャスなどの ショーから再発見する。上まつ毛、下まつ毛共に重要なメイクポイントとして採用されていた。特に下まつ毛は余分なフラッターと幅を与えているのが特徴だった。欧米では、付けまつ毛は、カラー化粧品セグメントの中では浸透率はまだ低いが、まつ毛にポイントを付けるメイクをするには“付けまつ毛”製品を上手に活用すれば良いとJeyanney氏はコメントしている。

大胆なポップカラー
控えめなメイクに大胆なネオン色の唇で強烈な印象を与えるメイクがホリーフルトン、バーバリー、ラグ&ボーンなどのキャットウォークで際立っていた。リップカラーの素材はマット、サテン、グロッシーなどで大胆に変化を見せていた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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