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米国でのタトウーに関する意識調査—米ハリス・インタラクティブ調査

アメリカ人のタトウー(刺青)に関する調査結果を米マーケットリサーチ会社ハリス・インタラクティブはこのほど発表した。調査によるとカリフォルニア州のロサンゼルスとサンフランシスコで少なくとも1つのタトウーを施しているという回答者率は25%を超える結果で、ロサンゼルスでは5つ以上施している人が9%もあった。

同社は2014年3月11−17日の間で、ニューヨーク、ボストン、ワシントンDC、フィラデルフィ、シカゴ、ダラス、ヒューストン、アトランタ、ロサンゼルス、サンフランシスコの10都市の成人18歳以上の2102人(各都市200人強選出)を対象にオンラインで実態調査を行った。刺青や何らかのボディーアートを少なくとも1つ施しているアメリカ人は10都市平均で22%となり、2008年の14%から大幅に成長している実態が明らかになった。 10都市の内、20%を下回った都市はアトランタ(15%)ニューヨーク(18%)、ワシントンDC(19%)の3都市だった。

意識調査では、タトウーを施している人とタトウーをしていない人を比較すると、タトウーのある人は反逆的、反抗的な印象を与えるという回答が出た。調査した10都市平均して49%がこのように回答しており、アメリカ社会では、タトウーを施しているグループが増加している反面、タトウーを警戒するグループも多く存在するという側面が浮き彫りになったと分析している。一方、ロサンゼルスではタトウーはよりセクシー(16%)、より魅力的(14%)との意見もあった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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