世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

アメリカ南部で女性の家庭用電気シェーバーの人気が急増

グローバル情報会社NPDグループが8月6日に発表した米国内の家庭用グルーミング機器の年間(2013年7月〜2014年6月)販売台数調査によると、女性の電気シェーバーの販売台数が顕著に増加しており、特に南部の都市で人気が高い傾向が明らかになった。

米国内の販売台数は前年に比べて22%増加、売上高は10%増加という二桁成長を記録した。女性の電気シェーバーの人気に比例して専用の脱毛機器の製品の需要も増えた。ビキニトリマーやペン型トリマーのような正確さと多機能さを提供する製品の販売台数も成長しているという。

滑らかな肌を追求する女性は、専門店による脱毛サービスより手頃な価格で簡単に処理できるホームグルーミングのオプションを探しているケースがあると、同社ホームインダストリー・アナリストのデブラ・メドニック氏は指摘している。

アメリカ南部で特に人気が高騰した4つの地域と販売台数の前年比増加率は以下の通り。

ジョージア州アトランタ地域:35%増加
テキサス州ダラス、フォートワース地域:29%増加
フロリダ州オーランド、デイトナビーチ、メルボルン地域:26%増加
フロリダ州タンパ、セイントピーターズバーグ、サラソタ地域:22%増加

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP