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2015年のカラーはワインレッド?米カラー開発会社が予測

米カラー研究開発のパントン社(ニュージャージー州)は、“マルサラ”のワインレッドを2015年の色としてグローバル市場で展開することを12月4日、発表した。洗練された赤茶色は自然の力強さ、土の風味、心の温かさなどを象徴し、服飾ファッション、美容、工業デザイン、家具、インテリアなどに普遍的かつ魅力的に適応されると予測している。

PANTONE 18-1438 Marsala

美容アイテムへの適用として、“マルサラ”ワインレッドの色(写真提供:PRNewsFoto/Pantone LLC)は多くの肌のトーンにマッチして肌色を引き立たせる効果があると分析している。多民族のアメリカ社会では重要な要素で、カラーコスメとして製品開発が単一で効率化できる。

口紅ではワインレッドのリップスティックのほか、ワインレッドにアンティークゴールドのメタリック色を追加することや、ピーチピンクと組み合わせすることなどを提案。アイメイクでは、ワインレッドのアイシャドーは朝から晩まで着用出来るとしている。目にインパクトを与えたい時はブロンズ色を重ねると魅力的になると提案する。ネイルカラーとしても2015年はワインレッドに注目できるのではないかと予測している。アメリカ発の予測は、日本ではどのように波及するのであろうか?

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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