アメリカのカラーコスメ市場で目と唇のメイクアップ製品の売上が好調に増加していることをグローバル情報会社 NPDグループは1月26日、同社のオンラインサイトで発表した。同社のプレステージブランドを調査する“Beauty Trends”指標の2009年から2012年の推移をみると、販売ユニット単位での成長セグメントはネイルカラーだった。2013年から2014年にかけて変化が現われ、消費者の関心は目や唇にシフトしてきている。
アイブローの年間売上高（2013年12月〜2014年11月）は前年比34％増と大幅な成長をみせた。アイシャドーの年間売上高（同期間）は前年比9％増でリップカラーの年間売上高（同期間）は前年比13％増と跳ね上がった。これに対して、ネイルカラーの年間売上高（同期間）は前年比10％減少した(参照グラフ：NPDグループ公式サイト）。
