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米国サプリメントトレンド:ビタミンDと魚油が人気

1999年から2012年のアメリカの成人における栄養補助食品使用の動向調査が10月11日、「JAMA」オンライン版に掲載された。

本論文は、ニューヨークにあるメモリアル・スローン・ケタリング癌センターのElizabeth D. Kantor博士、同じくモンテフィオーレ・メディカル・センターのColin D. Rehm博士、シアトルにあるフレッド・ハッチンソン癌研究センターのMengmeng Du博士らによる研究。

国民健康栄養調査のデータから成人3万7958人を抽出し、連続横断研究を実施。対象は加重平均年齢46.4歳、52.0%が女性、74%からサプリメント摂取状況のデータを得られた。サプリメント摂取は全体の52%で、これは1999-2012年にかけて大きな変化はなかったが、年齢・性別などによる違いはあった。各サプリメントごとに見てみると、マルチビタミン/マルチミネラルの消費が減少(1999-2000年は37%、2011-12年は31%)。ビタミンDは5.1%から19%へ増加した。魚油も1.3%から12%へ増加した。その他のサプリメントは軒並み減少傾向にあった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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