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米メイシーズ、化粧品小売ブルーマーキュリーを買収

Screen Shot 2015-02-05 at 17.28.27米老舗デパートチェーンのメイシーズは、高級コスメの販売チェーンとスパサービスを展開しているブルーマーキュリー社を現金2億1000万ドル(約250億円)で買収すると2月3日、発表した。買収手続きは本年度の第1四半期(2015年5月2日終了)に完了する予定。

ブルーマーキュリーは1999年、マーラ&バリー・ベック両氏が化粧品を専門に取り扱う小売店としてワシントンD.C.に創業。大都市のハイストリートを中心に店舗数を増やし、現在では18州でスパ経営を含めて化粧品小売販売店を60店舗運営するほか、オンラインビジネスを積極的に展開している。自社開発のスキンケアブランド「M-61」も市場に投入している。

ビューティ製品販売は収益性の高い基幹事業であり、今回の買収で“オンラインおよびモバイルストアを統括するオムニチャネル事業の強化を図る”などとメイシーズ会長兼最高経営責任者(CEO)のテリー·J·ランドグレン氏は述べている。また、全米のメイシーズ店舗でブルーマーキュリーの製品を販売することやブルーマーキュリーのブティックの増設なども計画している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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