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米国でホームエステ機器の売上好調

米国での家庭用ホームエステ機器の市場が拡大しており、スキンケア業界での成長ドライバーとして注目されている。
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このほど、グローバル情報会社NPDグループが公式サイトで発表したデータによると、2014年3月〜2015年2月の12ヶ月間の家庭用フェイシャル機器の売上は1億7,420万ドルで前年度比8%増加した。家庭用ボディ機器の売上は800万ドルで前年度比29%と大幅に増加した。売上個数の推移では両方とも2桁成長で消費者に急速に浸透しているようだ。レーザー/光治療装置タイプのエステ機器は過去2年間、業績は低迷していたが、2014年度の売上高は前年度比90%、販売台数は30%とV字回復した。

NPDグループの美容業界アナリストのカレン·グラント氏は「(ホームエステ)デバイスは、消費者がアンチエイジング治療の前にフェイシャルケアを再発見するうえで極めて重要視されている」とコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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