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ロレアルUSA、マルチカルチャーブランドCarol’s Daughter買収

ロレアルUSAは、ニューヨーク市に本社を置くマルチカルチャーのビューティブランド「Carol’s Daughter」を買収することで合意したと10月20日、発表した。買収額は公表していない。アメリカで急成長する多民族多文化の消費者層をロレアルUSAに取入れることで、マスマーケット市場を強化するものとみられる。

Carol’s Daughterはアフリカ系アメリカ人のリサ・プライスによって1993年にヘアケア、ボディケア、スキンケア製品の販売会社として設立された。ニューヨーク市の独立店舗と公式オンラインショップのほか、専門美容店や量販店の販売ネットを通して全米でロイヤルカスタマーを増やしている。

同社はマルチカルチャーな消費者のニーズを理解したマスマーケットの商品開発が奏功してビジネスを拡大した。2014年9月30日までの12ヶ月の売上高は2700万ドルを計上。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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