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米ドラッグストアCVS、米ターゲットの薬局・診療所事業を19億ドルで買収

Screen Shot 2015-06-15 at 17.29.59米ドラッグストアチェーン大手のCVSヘルスは、6月15日、米ストアチェーン大手のターゲットが店舗内で運営する薬局および診療所を19億ドルで買収すると発表した。この契約により、CVSはターゲットが全米47州で展開する1,660を超える薬局と約80の診療所を取得する。ターゲット店舗内の薬局はCVS/ファーマシーに、診療所は MinuteClinic(ミニットクリニック)にそれぞれ改称して運営される。

CVSヘルスは、現在、7,800のドラッグストアと約1,000の診療所を展開している。今回の買収でターゲットが運営するシアトル、デンバー、ポートランド、ソルトレイクシティなどの新しい市場での薬局事業の拡大を促進する。

今年5月、同社は薬剤給付管理サービスを展開する米オムニケアを127億ドルで買収することで合意したばかり。国内のヘルスケア事業を巡って戦略的買収により一層、拍車がかかってきた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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