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座っている時間が長いとうつ症状が出やすい

座りがちな生活が生活習慣病の原因となることは知られているが、今回は座りがちな生活のメンタルヘルスへの影響を検討した論文が6月19日、「BMC Public Health」オンライン版に掲載された。

関連する観察研究9つの結果から、座りがちな生活と不安感の関連を検討した。その結果、座っている時間の長さと不安感の間に正の関係があることがわかった。テレビ視聴時間、コンピューターの使用時間などと不安リスクには一貫性はないものの関連を示す証拠があった。研究者らは、座っている時間が長いほど不安リスクも増加することを示唆した。また、さらに高品質の研究が必要とも述べている。

不安(anxiety)は、比較的初期のうつ病でよく見られる症状。心理的な不安や恐怖感、肉体的な緊張など、健康な人にもよく見られる症状だが、症状が持続する場合には不安障害として診断される。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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