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【ファンデーション】編

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女性誌各誌およびクチコミサイトがそれぞれ発表している「ベストコスメランキング2012」を美容経済新聞が総括する本企画。

今回はファンデーションを取り上げる。
なお、ランキングで「リキッドファンデーション」「パウダリーファンデーション」と分かれている場合は、それぞれの上位を集計した。

2012年の傾向は?

まず、多数のファンデーションランキングで上位を獲得したのは、RMKの「ジェルクリーミィファンデーション」だ。
ジェルの透明感とクリームのカバー力をひとつにしたという同製品は、保湿力も高いと評判だ。

次点につけたのが、ジョルジオ アルマーニ「マエストロ ファンデーション」。
サラリとした肌になると人気を集めた。ただし、シミなど気になる部分はコンシーラーなどでカバーする必要があるという声も寄せられている。

第3位は、イヴ・サンローラン・ボーテ「タン ラディアント タッチ」。透明感とカバー力のバランスの黄金比を追求したというこのファンデーションは、時間が経ってもくすまないという声が多数。

第4位は、ランコムの「タンミラク リキッド」。10年にわたる研究で開発されたという「オーラテクノロジー」を使用しており、肌を明るくしてくれると評判だ。ただし、夏季は化粧崩れが気になるという人もいるようだ。

同じく4位につけたのが、ヘレナ ルビンスタイン「プロディジー P.C. ファンデーション」。美容液の成分を配合しているため、保湿力が高くカバー力も抜群だという。

全体的に、1位から3位までに挙がったファンデーションが突出して人気を集めているという印象を受ける。また1位~5位まで、すべてリキッドファンデーションが占めているというのも、トレンドが現れているといえるだろう。

 

★人気女性誌コスメランキング2012 「ファンデーション編」

第1位  ジェルクリーミィファンデーション/RMK

第2位  マエストロ ファンデーション/ジョルジオ アルマーニ

第3位  タン ラディアント タッチ/イヴ・サンローラン・ボーテ

第4位  タンミラク リキッド/ランコム

第4位  プロディジー P.C. ファンデーション/ヘレナ ルビンスタイン

※2012年11月~12月に発行された主要女性誌及び、クチコミサイトが特集したコスメランキングをアイテムを順位に基づき点数化し、総合得点を集計した。なお、媒体によっては識者・専門家各氏のランキングなどを掲載しているものもあるが、これには含めていない。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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加藤勇

顧問記者/ジャーナリスト

元日刊工業新聞編集局部長。欧州、米国特派員を含め記者歴通算45年。ベンチャー、中小・金融政策専門経済ジャーナリスト。「レバレッジ金融至上主義の崩壊」など著述多数。本誌では主に、経済部門、企業取材を担当。

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