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ダイエット飲料に油断禁物

摂取飲料から見たカロリー摂取の傾向についての論文が9月11日、「Journal of Nutrition and Dietetics」オンライン版に掲載された。

論文は2003-12年におけるアメリカ成人の国民健康栄養調査から食物摂取状況を解析したもの。ここでは特に飲料に注目した調査を行っている。

飲料ではダイエット飲料、砂糖入り飲料、コーヒー、紅茶、アルコールを摂取する人はそれぞれ約21.7%, 42.9%, 52.8%, 26.3%, 22.2%だった。チョコレートやアイスクリームなどの高カロリー低栄養と考えられている嗜好品は90.1%の人が摂取していた。1日の平均摂取カロリーは高い順にアルコール、砂糖入り飲料、コーヒー、ダイエット飲料の順だった。コーヒーとダイエット飲料の摂取者は、全カロリー摂取は少なかったが、より多くのカロリーを嗜好品から得る傾向にあった。

研究者らは「健康的な食事を促進するための介入は、飲料の消費量も評価する必要がある」としている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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