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米スパチェーン大手Massage Envy15周年でサービス拡大

アメリカのスパ・フランチャイズ最大手のMassage Envy Spa(アリゾナ州スコッツデール)は、創業15周年を迎え、ボディケアとスキンケアサービスのさらなる拡大を目指す戦略をこのほど、発表した。現在、米国49州において1,150以上のフランチャイズ店舗を展開。全米で35,000人以上の専属エステシャンを抱え、会員数は165,000人を超えるほどに成長した。

2017年は、米PCAスキンケア製品を採用したケミカルピーリングや独自に開発した角質剥離施術Microderm Infusion™などアンチエイジングのスキンケアサービスの拡充を推進させるほか、各フランチャイズ店舗でのマッサージとスキンケアのカスタマイズしたサービスの充実を図る方針。料金設定は店舗によって異なる場合もあるが、通常60分のサービスが60ドル、90分のサービスが90ドル。

海外進出としては、オーストラリアのコレクティブ・ウェルネスグループ社と提携してシドニーにMassage Envyの一号店を2016年5月に開設した。新市場オーストラリアでの多店舗経営を目指し国際市場でのビジネス強化を狙う。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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