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ケンタッキーフライドチキン、米国内で鶏の飼育に抗生物質使用を禁止

米ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、2018年末までに、米国内で購入する鶏肉は抗生物質を使用しないで飼育したものに限定すると、4月7日、発表した。米国の主要なファーストフードチェーンで、抗生物質廃止の鶏肉を骨なしチキンを超えて、骨つきチキンのメニューにまで拡張したのはKFCが初めてとなる。

KFCは今回のコミットメントを達成するために、全米の州で契約している2,000を超える農場との緊密は協力が必要だったとしている。 米国KFCのコンセプトオフィサーのケビン・ホックマン氏は、「顧客の変化する嗜好を満たすために絶えず努力しており、医学的に重要な抗生物質を含まない鶏肉を提供することが次のステップ」などとコメントしている。

抗生物質の排除の方針のほかに、2017年末までに、KFCが製造、販売する食品100%に食用色素を使用しない(飲料および第三者の製品を除く)こと、2018年末までにKFCの中核製品には人工着色料とフレーバーを使用しないことの達成を表明している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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