概要
ミネラルウォーターなどに人工的に酸素を添加した水。用途としては、飲料用または化粧水としてが主流。「高濃度酸素水」、「酸素強化水」などと呼ばれることもある。
一般的に、20℃の水1Lあたり上限で9.3ppmの酸素が溶解しているといわれるが、酸素水にはその数倍〜数十倍の量の酸素を含む。ただし酸素は温度の上昇とともに水に溶ける量が減少し、同じ温度においては気圧に比例して水に溶ける量が増加する性質があるため、低温での保存が必要。また、開栓後はすぐに酸素が抜けてしまうという弱点があるが、最近ではそういった点を改良した今までとは違う新ジェネレーションの酸素水が登場している。
美容へのアプローチ
人間は酸素なくして生きていくことができないのは周知の事実である。しかし、現代人は不摂生な生活、運動不足、タバコやお酒、ストレスなどの原因により慢性的に呼吸が浅く、酸素不足だといわれている。
そこで、手軽に酸素を体に供給し、酸素不足を解消できるツールとして酸素水に注目が集まっている。一般的には、酸素水を摂取することで「集中力アップ」「スポーツ時の疲労回復効果」「慢性的な疲労の解消」「居眠り防止」などにいいといわれている。また、酸素が細胞の代謝活動を活発化させるため「美肌に効果的」、また、酸素は効率的に脂肪を燃焼させる作用があるため「ダイエットによい」などという声もある。