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ユーグレナの継続摂取でインフルエンザ症状が緩和

株式会社ユーグレナ(東京都港区)はこのほど、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)粉末やユーグレナ特有の機能性成分であるパラミロンを摂取することで、免疫伝達物質であるサイトカインの産生が促され、その結果、インフルエンザウイルスの排除を促進することによりインフルエンザ症状の緩和効果が示唆されることを確認したと発表した。

9月30日にBiochemical and Biophysical Research Communications(BBRC)オンライン版に掲載された。

ユーグレナ粉末またはパラミロンを食事とともに2週間自由摂取させたマウスと、食事のみを与えたマウス(コントロール群)にインフルエンザウイルスを鼻腔投与した後、3日間に渡り、肺の中のサイトカイン7種の分泌量を測定した。

ユーグレナ粉末を食事と一緒に食べた群では、コントロール群と比較して、サイトカイン4種において分泌量が高値を示した。また、パラミロンを食事と一緒に食べた群では、コントロール群と比較して、サイトカイン6種の分泌量が有意に上昇し、サイトカイン1種においては分泌量が高値となることが確認された。

すなわち、ユーグレナ粉末またはパラミロンをあらかじめ摂取すると、サイトカインの分泌量増加により免疫細胞が活性化し、インフルエンザウイルスの排除が促進されることでインフルエンザ症状の緩和効果を有することが示唆された。

同社では、今後も微細藻類ユーグレナの医療分野等での利活用や食材としての付加価値向上を目指し、研究開発を行っていくとしている。

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