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アレルギー性接触皮膚炎患者の24%がアトピー

アレルギー性接触皮膚炎と併存する皮膚疾患を調査した結果が12月1日、「Dermatitis 」オンラインに掲載された。

化粧品のほか目薬や湿布などの外用剤、アクセサリーなどの金属、漆などの植物との接触で皮膚が炎症を起こすアレルギー性接触皮膚炎の患者は、ほかの皮膚疾患も有している可能性が高い。そして、この疾患の治療がアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性が懸念されている。今回の研究の目的は、アレルギー性接触皮膚炎または特定の患者集団における一般的な皮膚疾患の有病率を調査した。

アレルギー性接触皮膚炎のパッチテストを受けた6380人(女性76.83%)を対象にした調査で、併存する頻度の高い皮膚疾患はアトピー性皮膚炎(23.98%)、蕁麻疹(16.69%)、およびニキビ(11.51%)だった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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