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アメリカのフードサービス業界の2018年のトレンド予測

アメリカのフードサービスの2018年の予測として、グローバル市場調査会社ミンテルは4つの主要なトレンドを12月6日、発表した。レストラン業界ではインキュベーター式でキッチンやスペースを共有してシェフに創造力を発揮させるような試みが活発化したり、自動化された注文やデリバリーの受付などの普及につれてレストラン技術に対する消費者の信頼度と満足度も向上すると見通している。さらに、ソーシャルメディアの日常的な活用は、フードサービス業界でも一歩進んだプレゼンテーションとメニューの作成に影響力を与えるようだ。同社が予測する4つのトレンドは次の通り。

Co-op Cuisine(料理の共同開発)
新しいレストラン事業への初期投資が高いため、シェフは共有スペースでのコンセプトテストなどを活発化する

The Need for Speed(ニード・フォー・スピード)
消費者は速くて便利で手頃な価格をより一層評価するのに、フードサービス事業者は進歩するテクノロジーを活用して対応していく

Foodceuticals( フードスーティカル)
メニューが消費者の健康を守ることや健康改善により焦点を当てるにつれて、食糧とその機能の関係がより明確になる

Feed the Feed(フィード・ザ・フィード)
ソーシャルメディアの波及は、消費者のさまざまな期待に応えるメニューや製品開発へとフードサービス事業者に挑戦する

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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