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ノードストローム、ニューヨーク中心街にメンズストア初出店

高級デパートチェーンを展開するノードストローム(ワシントン州シアトル)は、ニューヨーク市の中心街に初のメンズストアを4月12日、オープンした。紳士服では、 カルバンクライン、コム・デ・ギャルソン、リーバイスなどを 各ブランドに沿ってパーソナライズしたテーマで展開するほか、男性用グルーミングのマーケティングを強化して差別化を図る。

セントラルパーク近くの57番街に新装開店したメンズストアは、地下1階から地上2階で売場面積おおよそ4360平方メートルという大型専門店となる。より自然な光を取り入れ、ショーウインドウをなくし、ショッピング体験を街に結びつけるため全面ガラスの外装でデザインされた。オープンでフレキシブルなフロアプランにより、ニューヨークの顧客の反応に応じて、展示コンセプトを決めていく。

グルーミング部門では、「ルラボ」がパーソナライズされたフレグランス・ラベルを提供し、トムフォード、キールズ、テッドベイカーなどプレミアムブランドとニッチブランドが男性スキンケアを提供する。今後、ロンドン、パリで展開する理髪店Murdock Londonがアメリカでの初出店を予定している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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