世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

2018年世界のブランド価値調査—パーソナルケア部門ではロレアルパリ1位、資生堂12位

イギリスの広告代理店WPPグループと市場調査会社カンタール・ミルワード・ブラウンは、5月29日、世界のブランド価値をランク付けした2018年版報告書 「2018 BrandZ Top 100 Global Brands」をリリースした。 BrandZ トップ100の総ブランド価値は昨年より21%増加して4兆4000億ドルだった。

パーソナルケアカテゴリは、前年比8%増の1247億ドルを記録した。ロレアルパリが同カテゴリで首位を守り価値評価は261億ドルだった。2位にコルゲート(185億ドル)、3位にジレット(153億ドル)と評価された。資生堂は昨年より42%と大幅に価値を上げて38億ドルで、1つランキングを上げて12位に入った。ランコム、クリニーク、エスティローダーと3つのプレステージ化粧品ブランドの価値も昨年より20%以上増加する良好な結果となった。パーソナルケアカテゴリのランキングは次の通り。

パーソナルケアブランド評価価値トップ15 (百万ドル、前年比)

1. ロレアルパリ (26,107、+9%)
2. コルゲート (18,516、+4%)
3. ジレット (15,358、-6%)
4. ランコム (11,274、+20%)
5. ニベア (7,394、+9%)
6. クリニック (7,173、+20%)
7. ガルニエ (6,758、+5%)
8. ダヴ (6,020、+4%)
9. エスティローダー (5,436、+29%)
10. パンテーンプロ-V (4,218、+3%)
11. オーレイ (4,040、+8%)
12. 資生堂(3,827、+42%)
13. クレスト (3,368、+1%)
14. オーラルB (2,686、+1%)
15. ヘッド&ショルダーズ (2,490、+3)

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP