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睡眠時間とメタボリック症候群との関連

睡眠時間とメタボリック症候群との関連を検討した調査結果が6月13日、「BMC Public Health」オンラインに掲載された。

より良い睡眠はより良い健康と美容につながることは良く知られている。また、睡眠時間は短すぎても長すぎても、肥満や高血糖、高血圧のリスク因子と考えられている。今回、40~69歳の韓国人13万3608人((男性4万4930人、女性8万8678人))を対象に睡眠時間とメタボリック症候群の関連性を検討した調査の最新の分析結果が公表された。調査登録者は、睡眠時間によって4つのカテゴリー(6時間未満、6~8時間未満、8~10時間未満、10時間以上)に分類された。メタボリック症候群の基準は国立コレステロール教育プログラム、成人治療パネルIIIに準拠した。ロジスティック回帰を用いて、調整オッズ比(OR)および95%信頼区間(CI)を算出した。

その結果、6時間未満の睡眠は男性と女性のウエスト周囲径の増加に関連し、男性のメタボリック症候群罹患率に関連していた。 10時間以上の睡眠は男性と女性のメタボリック症候群罹患率およびトリグリセリド値の上昇と関連し、女性のウエスト周囲径の増加、HDL-コレステロールの低下、空腹時血糖値の上昇と関連していた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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