はHIFU 高密度焦点式超音波
監修:美容経済新聞
概要
HIFU(高密度焦点式超音波)の原理は、高エネルギーの超音波を人為的に発生させ、それを体内の一点に集める方法。
「太陽の光をレンズで集めて一点だけを高温にする」と例えられる場合が多い。超音波が集束された点の温度は90℃くらいまでになる。前立腺がんの治療機器として有名。高齢者にも適応でき、また何度も繰り返して治療ができることなどから、合併症のない画期的な治療法とされている。歴史的には1940年ころより医療への応用が試みられていたが、臨床的に実用化されたのは1990年代になってから。1993年より臨床試験がなされ、1996年には医療用具として承認を受けた。
美容へのアプローチ
最先端医療の技術を美容機器に応用する事例は多数あるが、HIFU(高密度焦点式超音波)にいたっては皮膚などの他組織にダメージを極力与えず、セルライトなど脂肪組織のみに焦点を当てられるため「次世代の痩身」と話題を集めている。近年では次々とこちらの新技術を応用した機種が国内外で発売されている。メスを入れずに強力な脂肪排出などの効果が期待でき、また二の腕や太腿など「痩せたい部分」を限定し、使用することも可能。キャビテーションなど別機器との相性も良いとされ、ニーズの多い「部分痩せ」メニューにも適応できる。
関連製品
頑固なセルライトや脂肪を撃退!『Di-Lipo(ディ‐ライポ)』
従来のエステ機器とは一線を画す痩身効果で、爆発的な集客力を誇り、単価やリピート率の高さでも話題の『Di-Lipo(ディ‐ライポ)』。
HIFU(高密度焦点式超音波)の最新技術を適用している。脂肪組織の一定範囲のみに熱を与えて、56℃以上に加熱。皮膚から1.3 cmの深さを中心に、約1cmの厚みの脂肪層に効いて排出する効果が期待できる。1回の施術だけで、ワンサイズダウンしたなどの声も多く、年齢や体型などを選ばず、さまざまな種類の脂肪にも広範囲に適応できる点でも注目だ。繊維芽細胞を活性化させ新陳代謝も促すことにより、ひきしめなどの美肌効果も期待できる。
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