くるみを毎日食べると健康上のベネフィットを得られる

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2015.05.28

編集部

d3365-26-401389-0カリフォルニア くるみ協会(米国カリフォルニア州)が第12回アジア栄養学会議(ACN2015)で発表した、くるみに関する最新の研究成果によると、くるみを毎日食べると健康上のベネフィットを得られるという。

くるみは栄養価の高い食品で、1オンス(28g)のくるみに含まれる脂肪酸18gのうち、多価不飽和脂肪酸(PUFA)は13gを占めている。特に、くるみはオメガ3(n-3系)脂肪酸であるアルファリノレン酸(ALA)のすぐれた供給源で、28g中に2.5g含まれている。

ナッツ類の中でオメガ3脂肪酸がもっとも多く含まれるくるみは、コレステロール値や中性脂肪値を下げ、動脈硬化を防ぎ、心臓病、脳卒中、糖尿病、肥満、高血圧、がんなど、いわゆる生活習慣病の予防効果を発揮することが、世界各国で行われた研究によって示されている。

ウーロンゴン大学(オーストラリア)栄養・食品学のリンダ・タプセル教授によると、「くるみは栄養をバランス良く摂取できる重要なホールフード。くるみを利用すれば、オメガ3脂肪酸をはじめとする栄養を簡単かつ手軽に食事に取り入れられる」としており、ハーバード公衆衛生大学院の研究者が発表した研究では、くるみを豊富に含む食事により、体重増加をもたらすことなく、総コレステロール値とLDLコレステロール値が低下することが確かめられたという。

参考リンク
カリフォルニア くるみ協会

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