アジアに日本の理美容を発信する「亜細亜理美容振興協会」を設立

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2018.07.2

編集部

アジアを中心に日本の理美容を広めていく一般社団法人 亜細亜理美容振興協会(理事長・金内光信氏)が2日、設立記者会見を開催し、日本の美容文化・技術の海外移転に向けて「アジアに門戸を開き、日本の理美容鎖国を打破したい」(金内氏)と強い意気込みを示した。

日本の理美容の水準は世界トップレベルにあるといわれており、その技術・接客・サービス企画・商品などを学びたいというアジア諸国からの強い要望がある。こうしたニーズに応えるべく、同協会の発足に至った。

事業の内容としては、理美容技術・経営への振興支援、理美容施設・製品の振興支援、理美容教育・資格認定の支援を掲げている。すでに、中国では講師派遣を実施したり、ベトナムにおいても日本の理美容を紹介する講習会などを開催している。

同協会の幹部メンバーにも中国代表として孫梓文氏、韓国代表としてチョン ポンニョル氏、ベトナム代表としてブイ グエン ビツ ガァン氏が参画。孫氏は「日本のカリキュラムをじっくりと教えていきたい」、チョン氏は「美容を通じて世界平和につなげたい」、ブイ氏は「経済発展によって美容・健康に関心が高まっているので日本の美容を広めていきたい」などとそれぞれ抱負を述べた。

このうち、ベトナムについては、学校建設に向けて準備中。「日本の安心・安全な技術を伝えるなどして地盤固めを行い、将来は国家資格を目指したい」(顧問の吉田昌生氏)と強調。併せて、現地で20店舗ほどのサロンを展開するなどして、日本の良さを積極的にアピールしていく考えを示した。

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