中部電力とFiNC、ヘルスケアサービスの開発に向けて業務提携
2018.07.9
編集部
中部電力株式会社(愛知県名古屋市)と株式会社FiNC(東京都千代田区)はこのほど、ヘルスケア領域におけるサービス開発に向けた業務提携ついて合意したと発表した。
中部電力は、3月に公表した「中部電力グループ 経営ビジョン」において、エネルギー事業に加え、新たな成長分野として「新しいコミュニティの形の提供」を掲げており、これに繋がるサービス展開に向け、AI・IoT技術や外部リソースを積極的に活用した、様々な取り組みを進めている。
FiNCは、「Personal AI for everyone’s wellness」をミッションに掲げ、予防ヘルスケア領域でAIテクノロジー(人工知能)に特化したサービスを展開するヘルステックベンチャー企業。スマートフォン向けアプリ『FiNC』で、AIがユーザー毎の悩みに合わせた的確な健康アドバイスを提供するサービスの開発に注力している。
今回、中部電力はFiNCが実施する第三者割当増資の一部を引き受けることとし、ヘルスケア領域において、両社共同でAI・IoTなどの技術を活用した新たなサービスを開発していくことについて合意した。
両社は、少子高齢化の進展という社会課題へのソリューションとして、お客のニーズが今後ますます高まると予想される予防医療や健康寿命の延伸に繋がるサービスの開発・展開に努めていくとしている。