ユーグレナ×筑波大、セルフメディケーション推進特別研究を開始

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2018.07.12

編集部

ミドリムシ(学名・ユーグレナ)を中心とした微細藻類の研究開発などを手掛ける株式会社ユーグレナ(東京都港区)は、国立大学法人筑波大学(学長・永田恭介氏)との共同研究として「セルフメディケーション推進特別研究事業」を開始した。研究期間は2018年7月1日~2021年3月31日。

「セルフメディケーション推進特別研究事業」では、生物の必須元素であり生物内のたんぱく質の修復や酸化度の指標となる硫黄化合物の解析に関する研究を行い、現在困難とされている生物内の硫黄代謝物の測定方法や多様な試料からのより高精度な測定方法の開発などに取り組み、硫黄化合物を用いた疾患の新しい指標や診断方法の構築を目指す。

また、ユーグレナ社では、今年4月より筑波大学国際産学連携本部の大津厳生 准教授が開発した、硫黄化合物を網羅的に測定解析する技術を用いた「サルファーインデックスサービス」を展開しており、今回の共同研究を活かした「サルファーインデックスサービス」の利用可能性の拡大やセルフメディケーション関連事業への実用化を推進していく。

参考リンク
株式会社ユーグレナ

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