商品の企画、製造、物流を自社で一貫して行う株式会社アイケイ（愛知県名古屋市）は、自社ブランド化粧品「LB」を中国市場に拡大していく計画だ。

2018年5月期通期の業績を見ると、売上高は前期比20.1%増の183憶3700万円、当期純利益は同50.7%増の6憶4100万円となった。「LB」の拡販を目指し、中国をはじめとする海外販売を強化するため、海外子会社及び孫会社を設立し、その体制づくりに努めてきた。

また、有店舗でのSKINFOOD化粧品販売を手掛けるSKINFOOD事業の売上高は前期比4.0％増の10億3300万円と好調だった。

今後は、海外子会社のLB上海化粧品有限公司（正式名称：艾瑞碧（上海）化粧品有限公司）を本格始動させ、中国に対して「LB」の売上拡大を図っていく。具体的には、5年後に1兆円に達する見込みの中国メイク化粧品マーケットにおいて、2～3％のシェア獲得を目指し、2018年12月末までに3000店舗への導入を予定している。なお、オンラインショッピングは2018年4月より先行スタートしている。

このほか、香港のI.K Trading Company Limitedを営業拠点とし、アセアン10カ国に対して、「LB」やスキンケアの新商品を投入していく計画だ。