アルテ サロン、2018年12月期2Qの売上高は前年同期比7.0%増

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2018.08.3

編集部

美容室チェーンなどを展開する株式会社アルテ サロン ホールディングス(神奈川県横浜市)は2日、2018年12月期第2四半期の売上高が前年同期比7.0%増の38億8800万円、当期純利益が同68.6%増の8200万円となったと発表した。

主要子会社のチェーン売上高を見ると、株式会社アッシュ(Ash)が前年同期比3.0%増、株式会社ニューヨーク・ニューヨーク(NYNY)が同3.6%増、株式会社スタイルデザイナー(SD)の外部加盟型フランチャイズが同2.5%減、Choki Petaが同41.6%増となった。

また、主要子会社の入客数については、前年同期比5.8%増となった。これにより、グループチェーンの全店売上高合計は同3.3%増の85億9000万円となった。

グループの連結子会社店舗数は計298店舗で、その内訳はAshが125店舗、NYNYが34店舗、SDが128店舗、株式会社ダイヤモンドアイズが11店舗となっている。

SDが展開する首都圏のChoki Petaの店舗数は、直営店33店舗、FC店1店舗の合計34店舗(前年同期比11店舗増加)、NYNYが展開する関西圏のChoki Petaの店舗数は、7店舗(同1店舗増加)となっている。また、グループにおけるFC店舗数は、215店舗(Ashが105店舗、NYNYが15店舗、SDが95店舗)となった。

同社では、デザイン系サロンの新規顧客来店施策として、インターネットでの新しい集客ツールの活用やSNSを利用したスタイリストの美容情報の発信強化を図っている。また、ホームページでは、サロンごとに工夫されたコラムの作成やスタッフ紹介など、その魅力を高め、閲覧数・閲覧時間の増加を図るとともに、Web予約システムによる集客強化に注力している。

単価アップ並びに固定顧客増加の施策としては、縮毛矯正やワンランクアップのつや感を演出するイルミナカラーの強化、美容室の雰囲気や対応力を重視する大人客を囲い込むための接客力強化を順次進めている。また、SDが運営するChoki Petaは、集客力の高い生活密着型商業施設を中心に出店し、カットとカラーのシンプルなサービスを基本に、サロン内の作業を自動受付機やオートシャンプー機などのロボット化により省力化し、パートタイマー美容師を積極的に活用している。

2018年12月期通期の売上高は前期比3.7%増の78億5000万円、当期純利益は同8.3%増の2億7000万円を見込んでいる。

参考リンク
株式会社アルテ サロン ホールディングス

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