高砂香料工業、2019年3月期1Qの売上高は7.9%増

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2018.08.8

編集部

食品向けフレーバーや化粧品けフレグランスなどの製造販売を手掛ける高砂香料工業株式会社(東京都大田区)は8日、2019年3月期第1四半期の売上高が前年同期比7.9%増の388億9500万円、当期純利益が同11.4%増の20億5000万円となったと発表した。

部門別の売上高を見ると、フレーバー部門は、ドイツ子会社などが好調に推移し、前年同期比6.1%増の231億300万円、フレグランス部門は、シンガポール子会社の増収などにより、同6.4%増の97億300万円、アロマイングリディエンツ部門は、主力品メントールが堅調に推移し、同12.7%増の34億2600万円、ファインケミカル部門は、医薬中間体が伸長したことにより、同32.8%増の23億100万円となった。

セグメント別の業績を見ると、日本は、アロマイングリディエンツ部門が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比3.1%増の180億2000万円。米州の売上高は同5.6%増の81億5000万円となった。欧州は、ドイツ子会社などが好調に推移し、売上高は同24.4%増の66億3400万円。アジアは、シンガポール子会社の増収などにより、売上高は同10.5%増の60億8900万円となった。

2019年3月期通期の売上高は前年比5.9%増の1500億円、当期純利益は同40.0%減の42億円を見込んでいる。

参考リンク
高砂香料工業株式会社

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