食事系ダイエットは「食事制限」が主流、薬事法ドットコム調査
2013.07.29
編集部
株式会社薬事法ドットコム(東京都新宿区)は、ダイエット経験のある全国の女性300人を対象に「ダイエット」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。ダイエットは食事制限がメインで、朝バナナ、ヨーグルトなどの食事系ダイエットをしたことがない人も多かった。またこれからやってみたい食事系ダイエットとして人気だったのは、「酵素ダイエット」だった。
「過去にチャレンジしたことがある、または現在チャレンジしているダイエット方法を教えてください」という問いに関して、過去・現在ともに「食事制限」が1位となった(=グラフ1)。「食事系のダイエットの経験はない」と回答した人も多い。これを受けて、現在は食事系のダイエットよりも運動系のダイエットが主流だと同社は分析している。
現在流行している食事系ダイエットについては、「使用してみたい」、「効果がありそう」ともに1位となったのは「酵素ダイエット」という結果になった(=グラフ2)。多くの選択肢について「使用してみたい」が「効果がありそう」を超える結果となっているが「マイクロダイエット」に関してはわずかながらも「効果がありそう」が「使用してみたい」を超えた。また、自分の身体で痩せたいと思う部位を聞いたところ、最も多かった回答は「おなか」87.3%、次いで「太もも」57.0%、「ヒップ」49.0%という結果に。おなかの部分やせを望む女性が圧倒的である。
同社特別顧問の一般財団法人リーガルマーケティング研究財団理事長、林田學武氏は「部分痩身に高いニーズがあることが今回の調査で判明したが、ダイエット健食で部分痩身をうたうことは薬事法上できない。この規制に適合しつつ女性のニーズにも合致する商品をいかにプロデュースしていくかが今後のダイエットビジネスのKEYと言える」と今後のダイエット食品販促の方向性についてコメントしている。